田辺剛(下鴨車窓/京都) 戯曲ワークショップ
2017年「渇いた蜃気楼」、2018年「微熱ガーデン」と、レパートリー作品を札幌で上演し、好評を得た下鴨車窓・田辺剛氏による戯曲ワークショップを開催します。田辺氏は九州から東海までの西日本を中心に戯曲講座の講師を数多く務め、講座受講生からは戯曲賞の最終候補者や大賞受賞者も輩出しています。今回は初心者向け単発講座、経験者向け連続講座(全3回)を開催。経験者向け講座では3回の講座で作品の完成を目指します。 【経験者向けの連続講座】
受講生が書いた戯曲を講師と本人のディスカッションを重ねることによって洗練させ、三回の講座で作品の完成を目指します。初回にプロットまたは戯曲(書きかけで構いません)を持ってご参加ください。毎回、課題もあります。
受講資格:戯曲を執筆したことがある方(上演していなくても可です)。課題を期日までに仕上げる意思のある方。年齢不問。
定員:6名 *ほか聴講(課題提出なし)も受け付けます。
受講料:無料
【初心者向けの単発講座】 一回完結です。3回のうち、ご都合の合う日にちをお選びください。 実際に台詞を考えたり、プロット作りを実践する中で、台詞や物語を考える楽しみが体験できます。 受講資格:経験・年齢不問。戯曲を書くことや演劇に興味のある方ならどなたでも受講可能です。 定員:各回10名程度 受講料:無料
◎日程
第1回 6月23日(日) [単] 14:00〜16:00 [連] 17:30〜20:30 第2回 7月28日(日) [単] 14:00〜16:00 [連] 17:30〜20:30 第3回 8月25日(日) [単] 14:00〜16:00 [連] 17:30〜20:30 ◎会場 札幌市内中心部
申込締切/連続講座:6/20(木) 単発講座:各回の3日前 ※希望の講座(単発の場合は日程も)、お名前、年齢、ご所属または劇作経験、連絡先(電話・メール)を明記して、下記問い合わせ先へメールでお申し込みください。
〜講師よりメッセージ〜
何を書けばいいのか分からなくても構いません。 もちろん書きたい物語やテーマ、イメージがすでにあなたの頭の中にはっきりとあるならば、あとはそれを文字にしていく「書く」作業を進めていきましょう。しかしモヤモヤとしたままでもです。手探りするように、あるいはとりとめもなくツラツラと書くうちに、やがて自分が表現したいものを発見するという「書く」もあります。ただ一つ必要なのは書いてみたいという気持ち、表現せずにはいられないというソワソワ感です。 あなたのお話を聞かせてください。お待ちしています。
田辺剛 たなべつよし 劇作家、演出家。1975年生まれ。福岡県福岡市出身。現在は京都市に在住し、創作活動を続けている。 京都大学教育学部卒、在学中に演劇を始める。 2005年に『その赤い点は血だ』で第11回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。2006年秋より文化庁新進芸術家海外留学制度で韓国・ソウル市に一年間滞在し、劇作家として研修する。2007年に『旅行者』で第14回OMS戯曲賞佳作を受賞。 近年は演劇の脚本・戯曲を執筆する講座の講師を九州から東海まで西日本を中心に各地で務めている。 下鴨車窓HP
[問い合わせ・申し込み] ラボチ TEL.050-3698-5920 rabochey2015@gmail.com [主催]ラボチ [共催]公益財団法人北海道文化財団 [後援]北海道